頭ん中の小宇宙

趣味や日々考えたことについて書き溜めるブログ。

光車よ、まわれ!

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読んだ…!

不気味だった!

最後も、後味がよいとは言えぬ結末だし…。

こちらは「何かよいファンタジーないかな〜」と検索かけたら大体どのページにも載っていた本なんだけど、まあ、怖い。大人が読むガチのホラーって程ではないんだけど、子ども時代に読むと軽くトラウマになるかも。怖い。児童書なのだけど。

子どもの時って、大人とは別のある種の想像力の豊かさがあるじゃん。その中でもある日突然親がいなくなるとか、ある日突然クラスメイトが変貌するとか、ある日突然味方だと思っていた先生が敵だったとかいう想像が割と一番怖い部類の想像だと思うんだ。

当然子どもながらにそんなのはありえないと思いつつも、もしそうだったら…?って考えちゃって勝手に心臓がドキドキいうみたいな。

それらの想像を見事に形にしたのが、このお話でございます。

つまりは子どものトラウマてんこ盛り。

やー不気味だった。ほんで、読み始めたらつかんで離さない迫力があるのね。

 

子ども達が主人公なのに子どもにとったら割とエグい出来事が続き別世界が登場する、なにかに似てるなと思ったら、あれでした。『電脳コイル』。

私が小学校の時にドンピシャで放送されており、見事いたいけな小学生のわたくしに「なんか…このアニメちょっと怖い…?」と思わせたあのアニメですよ。子ども達が小学生にしてはかなり勇敢で強かで賢い点も両作品似ている。

まあ、怖いものは目を手で覆いながらも指の隙間から覗き見るような子どもでしたから、電脳コイルだってしっかり観ましたけどね。面白かった。

怖いー怖いーとかいいながら、結局それで味わう迫力やドキドキ、刺激が好きなんですよ、わたくしという子は。実はそのような方多いのでは?

話がそれた、すみません。どうやら『電脳コイル』の制作者さん達もこちらの作品に影響を受けたみたいですね。

いいですね。子ども達が主人公の不気味な世界観の話、『電脳コイル』に出会った太古の昔から大好物です。もっと増えてください。小説、アニメ、漫画問わず物語を作る全ての皆さま、よろしくお願いします。