認知症のおじいちゃんと
一緒に住んでんだけど、足腰が弱ってきて転んで救急車で運ばれたことがあるんよ
だから勝手に出かけないように家族が言ってるんだけど、さっきふらっと出かけて転んで顔にすごいこぶ作って帰ってきた
そんで普段穏やかな父が割とすごい剣幕で叱って。そんで母に付き添われて病院行った
親が病院に行く準備している間、おじいちゃんに付き添ってたんだけど
「やっぱり出かけたくなっちゃうの?」
って聞いたら
「そうなんだよね」って。
「でも想像以上に足腰弱ってるから、やっぱり1人で出かけるのは危ないよ」
って言ったら
「いけると思ったんだよね。自分が悪かった。自覚が足りなかった。(ワイの父)が怒るのも分かる」って。
あら、冷静。状況も分かってる。
認知症の老人の近くにいる人間はどうしてもその老人に対して怒ってしまうけど、認知症の老人はいいつけをやぶってやるとかいう気持ちとかはなくて、ただふとした時に「でもまだ自分はいけるんじゃないか」という気持ちが働いてそれを抑えられずにふらっと行動してしまうんだと思う。そう思った時に、以前同じことをして家族から怒られたことなどは忘れちゃっているんだと思う。
昔の元気だった姿を知っていると「なんで言ったことを守れないの?!💢」ってなってしまうけど、どうしようもないことなんだと思う。それに向き合っていかなきゃいけない。
家族は仕事や勉強といったそれぞれの生活がある中で、認知症の老人との生活に折り合いをつけなきゃいけない。
ふう。
ちなみにおじいちゃんが帰ってきた時、穏やかな父が怒る時の独特の迫力を背後から感じたため「あ、保冷剤持ってくるねー」って別室に避難。保冷剤の準備ができても、すんごい怒ってる声がするから部屋に入るタイミング伺ってた
「あっ…そろそろいいかなー」「あ…怒ってるなー」「あ、声収まったなー…あ、いや、まだ待つか( •ω•` 三 ´•ω•)┛🧊ソワソワ」って笑